今日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
医学博士である池谷医院院長の池谷敏郎先生の著書「図解 血管を鍛えると超健康になる」からご紹介。
本日は昨日に続き第六章 血管は全身の健康を映す鏡 「血液をきれいにする」おススメ生活習慣をお届けします。
血管は全身の健康を映す鏡 「血液をきれいにする」おススメ生活習慣
効果は実証済み!「EPA」を多く含む魚を食べる
前述したとおり、青魚に多く含まれる「EPA(エイコサペンタエン酸)」には血管内皮細胞の働きを助ける作用があります。
1970年代、デンマーク本土では死因の34.7%を「虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)」が占めていたのに対し、グリーンランドに移住するイヌイット民族はたった5.3%という、驚きの調査結果が出ました。
グリーンランドの厳しい自然条件では農作物がほとんどとれず、アザラシやオットセイ、魚介類が食事の中心でした。これらが多く含んでいたEPAに「血管事故」を防ぐ作用があるのではないかと推察され、世界各国で行われた追跡調査の結果、効果が世界的に認められたのです。
EPAを効率よく摂取するには鮮度のいい刺身がおすすめです。焼くと少し失われますが気にするほどではありません。フライは「血管事故」を増やすという報告があるのでおすすめできません。缶詰も活用できます。味付けのない水煮缶詰をまるごと使ってスープにすると、EPAを効率よくとることができます。まぐろ、かつお、さば、さんま、鮭の水煮缶詰で油入りでないものがおすすめ。魚が苦手な人はサプリメントで摂取することもできます。
「肉は食べないほうがいい」はウソ?ホント?
魚を食べることは大切ですが、だからといって「肉を食べない方がよい」というわけではありません。
90歳を超えても「好物はステーキ」とおっしゃる長寿の方は本当に多いのです。元気に長生きするためには、肉も適度に食べたほうがいいでしょう。血管の材料となるアミノ酸はタンパク質からつくられます。丈夫な血管を維持するには、質のよいタンパク質をとることが大事です。肉にはそれが豊富に含まれています。
また、肉と魚をバランスよくたべるようにすると、「脂肪酸」のバランスもとれます。脂肪酸とは、脂質を構成する成分で、大きく二種類に分けられます。
ひとつは常温で固まる「飽和脂肪酸」。牛肉や豚肉、鶏肉などの脂身、ヤシ油やパーム油に多く含まれています。
もうひとつは常温でも固まらない「不飽和脂肪酸」です。植物油や水中に棲む動物の油がこれで「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分けられます。このなかでもとくに注目されているのが、「多価不飽和脂肪酸」の「オメガ3系脂肪酸」と「オメガ6系脂肪酸」です。
この2つは体内で合成できないので、食維持での摂取が必要です。
☆「血管にいい油」「血管に悪い油」は?
「オメガ3系脂肪酸」は体内で「エイコサペンタエン酸」に合成されるので、EPAとまとめて呼ばれます。
「オメガ6系脂肪酸」は体内で「アラキドン酸」に変わるため、AA(エーエー)とまとめて呼ばれます。
*以上が本日ご紹介する内容になります。
*第1章から読みたい方はこちらをご覧ください
医学博士池谷敏郎先生の著書はこちら
~さいごに~
今日は、医学博士である池谷医院院長の池谷敏郎先生の著書「図解 血管を鍛えると超健康になる」の第六章 血管は全身の健康を映す鏡「血液をきれいにする」おススメ生活習慣をお届けしました。
私は血管の若返りにとても興味があるので、池谷先生の著書を用いてアウトプットすることにより、自分の為になると思いブログで紹介させていただきました。
今日は、EPAを多く含む魚を食べる重要性を再認識しました。そして、血管にいい油がわかりましたね。調理法も自分なりに気を付けていきたいと思います。😊
明日は、今日に引き続き第六章血管は全身の健康を映す鏡「血液をきれいにする」おススメ生活習慣をお届けする予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。😄
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