オクラは茹でてから使う料理も多く、夏場を中心に食卓で大活躍の野菜です。
水っぽくならず美味しく食べるための下ごしらえ、基本的な茹で方などを紹介します。
目次
オクラの下処理と茹で方
オクラの茎部分の下処理と塩もみ
①オクラは切る前にさっと洗う。
②オクラの茎の部分を切り落とす。
③ヘタの近くの筋が入った部分(ガク)を包丁でむき取る。
このガクをくるりとむき取ることで、オクラの頭の部分を口あたりよく美味しく食べることができます。
④塩もみをする。塩もみをすることでオクラのうぶ毛が取れて、下味がつきます。
沢山のオクラを使う時は、まな板で板ずりをします。
オクラの茹で方/茹で時間
①鍋に湯を沸かし、塩もみしたオクラなら塩がついたまま(お湯に塩は入れず)オクラを茹でる。
②鍋にオクラを入れたら、落とし蓋をして茹でるか、落し蓋がなければ箸で上下を返すように混ぜながら茹でて、茹で終えたらざる上げをする。オクラの茹で時間は1分から2分くらいが目安。
【歯ごたえを活かすのなら】
約1分ほどかために茹でれば、粘りが控えめで、シャキシャキとした食感に。
他の食材とあえる場合などに、しっかりとした存在感を出せます。
【とろとろ食感を楽しむのなら】
2分強の長めに茹でてやわらかくしてから刻むと、ネバネバ、とろとろの食感が際立ちます。
③ざる上げしたら氷水か冷水に取る。
④冷めてから水気を切り(※水気を残したくない料理のときはさらしやキッチンペーパーで水気をふいて)調理や保存を行う。
オクラの保存について
冷蔵庫で保存する場合は、茹でた翌日くらいまでに食べるようにしてください。
オクラは生で食べられるのかについて
オクラは、出始めの時期(6~7月)のやわらかいものや、採れたてのものなら、生のまま食べられます。
水洗いして水気を拭き取り、塩もみしてうぶ毛を取ったら薄切りに。
おひたしにしたり、味噌汁に入れたりして食べると、茹でたときとはまた違った食感を楽しめます。
マムのおうちごはん:ネバトロ中華風そうめん
~まとめ~
オクラの下処理が曖昧だったという方の情報提供となれば嬉しいです。
美味しく食べるために正しい下処理を勧めます。