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医学博士である池谷医院院長の池谷敏郎先生の著書「図解 血管を鍛えると超健康になる」からご紹介。
昨日に続き、本日も第3章 続・血管年齢ではわからない”隠れた危険”をみつける方法をお届けします。
第三章 突然死だって防げる!血管年齢ではわからない”隠れた危険”をみつける方法
なんとなくだるい、がんばれなくなってきた…は、「血管力」低下の黄信号
血管は「ものを言わぬ臓器」と呼ばれます。昨日述べたとおり血管の病気のほとんどは自覚症状なく進行し、突然命を奪うことが多いからです。しかし池谷先生は「血管力」の低下が出す”サイン”はある程度察知できるとおっしゃいます。
それが「未病」です。これは東洋医学の考え方で、「病気ではないけれど健康でもない状態」のこと。そして、「未病」に大きく関わってくるのが血管や血液です。
生命活動維持に必要な栄養素や酸素、水は血管を流れる血液とともに全身の細胞に運ばれます。細胞で生じた老廃物や体に有害なものは、血液とともに回収されて無害なものに代謝されたり、対外に排出されたりします。
血液の流れが滞るとこれらがスムーズにできなくなり、疲れやすくなったり、だるさがとれなくなったり、肩こりや冷え性といった「未病」に悩まされるのです。
池谷先生の患者さんにはアドバイスに従って「血管力」がアップした方が数多くおられます。みなさん「肌の調子がよくなった」「すっきり目覚められるようになった」「だるさと腰痛、肩こりが解消した」と体調の改善を実感されています。「血管力」と「未病」の関係をこれまで多くの患者さんが実際に証明してくださっています。
- 朝、すっきり起きられない
- 胃腸が弱い
- むくむ
- 関節が痛い
- 肩がこる
- 疲れがとれずだるい
- 頭がぼーっとする
- 冷えやすい
- 髪の毛がぱさつく、抜け毛が多い
- 肌が荒れる
こんな症状がある人は、「血管力」が弱っているのかもしれません。「血管力アップ」に努めましょう!
30代でも早すぎない!「血管にいいこと」始めましょう!
あなたが30代、40第なら、血管について考えたことも、まして血管の老化など想像できないかもしれません。
しかし、あなたが好きなものを好きなだけ食べ、体を動かすこともなく、タバコを吸っているとしたら、若くてもかなり「血管力」が低下しているだろうと池谷先生はおっしゃいます。血管の老化が始まり、動脈硬化はどんどん進行していきます。だるいなど「未病」に心当たりがあれば、黄信号は点滅中です。
生活習慣を変えないまま50歳を過ぎることには、モノを言わないはずの血管が主張を始めます。”ささやき声”で気づけばいいですが突然、心筋梗塞、狭心症、脳卒中など声で騒ぎだすことも…。突然死、重い後遺症など健康長寿とはほど遠い結果がその先に待っています。
そうならないためにも、生活習慣を見直して「血管力」を高める生活を送ってほしいのです。30代から血管にやさしい生活を送る。それが突然死を防ぐ階段への第一歩です。たとえ50歳を過ぎていても遅すぎません。70歳でも血管は若返ります。気づいたいまがチャンスです。
参考までに、自宅での正しい血圧の測り方と、脳卒中や心筋梗塞の現在のリスクがわかる表を2つのせておきますので試してみてください。
血圧の測り方イメージ(池谷先生の血管を鍛えれば超健康になるより)
- 起床後と就寝前の測定がおすすめ
- 朝は起床後1時間以内、就寝前は運動や入浴直後を避け、できるだけ同じ時間帯に測定する
- それぞれ2回測定し、2回の平均値か、上の血圧が低かったほうをノートなどに書き留めておく
「血圧は行動、気温、精神状態などで変動します。できるだけ毎日測定し、自分自身の「ふだんの血圧値」を把握しておくことが大切。それよりも高い日は、「疲れているからむりしないようにしよう」などケアができるからです。
あなたは大丈夫?「突然死」危険度チェック①
この10年間で脳卒中を発症する確率を算出できるようです。
ぜひお役立てください。
出典:国立がん研究センターによる多目的コホート研究ホームページ
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3284.html
(レイアウトを一部改変されています。注は著者によるものです)
*第1章から読みたい方はこちらをご覧ください
医学博士池谷敏郎先生の著書はこちら
~さいごに~
今日は、医学博士である池谷医院院長の池谷敏郎先生の著書「図解 血管を鍛えると超健康になる」の第三章、血管年齢ではわからない”隠れた危険”を見つける方法の一部を紹介しました。
私は血管の若返りにとても興味があるので、池谷先生の著書を用いてアウトプットすることにより、自分の為になると思いブログで紹介させていただきました。
今日は、「血管力」低下の黄色信号について知りました。私も思い当たる点がいくつかありました。。。でも、今からでも遅くないとのことなので、血管にいいことを始めていこうと思います。一緒に血管を若返らせましょう。
明日は、第四章の動脈硬化の最新「医学常識」、「血管が切れたり詰まったりしないために」をご紹介したいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。😄
THANK YOU💖