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血管を鍛えれば超健康になる本紹介 続・「血管が切れたり詰まったりしないために」

 

今日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

医学博士である池谷医院院長の池谷敏郎先生の著書「図解 血管を鍛えると超健康になる」からご紹介。

 

本日は昨日に続き第四章 動脈硬化の最新「医学常識」 「血管が切れたり詰まったりしないために」をお届けします。

   

 

健康パズルイメージ


第三章 動脈硬化の最新「医学常識」「血管」が切れたり詰まったりしないために

免疫システムが発動

①免疫システム発動

LDLコレステロールが「酸化コレステロール」になると、体の免疫システムは異物とみなして攻撃します。

 

免疫細胞である白血球の「単球」から変化した「マクロファージ」はアメーバのような細胞で、病原菌などを自らの体内に取り込んで殺し、私たちの体を守るのです。

 

②限界まで働いた免疫細胞が破裂、蓄積

限界まで酸化コレステロールを取り込んだマクロファージは「泡沫細胞(ほうまつさいぼう)」となり、脂肪のかたまりとなって血管壁内に蓄積し、やがてコブのように隆起します。これがプラークと呼ばれるもので、その内部にはジュクジュクとした軟らかい「アテロームが詰まっています。プラークおかゆに似ているため「粥腫(じゅくしゅ)」とも呼ばれます。

 

プラークが大きくなると血管の内腔が狭くなり、血液が流れにくくなります。また、動脈硬化によって血管壁がもろくなり、切れてしまうこともあります。

 

加齢や生活習慣病によって血管内皮細胞の機能が低下し、傷つきやすくなった血管の内膜にコレステロールが侵入することがわかっています。動脈硬化は血管内皮細胞衰えとともに発症すると言われるのはこういった理由からです。

 

血管の壁にこびりつく”脂のかたまり”

血管のイメージイラスト

出典元:医学博士池谷敏郎先生の著書「血管を鍛える」と超健康になる!より

 

血管の壁にこびりつく”脂のかたまり”
  • 免疫システム発動!マクロファージが「酸化コレステロール」を捕食して消化!”血管内のそうじ屋さん”として大活躍‼
  • マクロファージがおなかいっぱいに!酸化コレステロールをたくさん食べて限界をむかえると、内部の脂をいっぱいためた「泡沫細胞」に変身!
  • 危険な状態コブのできあがり!「泡沫細胞」がたくさん蓄積されると、お粥状の脂を含んだコブ(アテロームプラーク)が形成される

ふさぐ・詰まる元凶「血栓」はなぜできる?

できたばかりの「プラーク」は非常にもろく、血管の収縮などの刺激をきっかけに一部が破れてしまうことがあります。すると、それを修復しようとして血小板が集まり、血液のかたまり(血栓ができます。

 

この血栓がやっかいで、血液の流れが滞るのはもちろん、血管をふさぐまで大きくなることもあります。さらに、そこで詰まらなくても、血流に乗って運ばれた先で動脈を詰まらせてしまうこともあるのです。

 

脳梗塞心筋梗塞を引き起こす血栓はこうしてつくられています。プラークが大きくなって血管の内腔が狭くなると、小さな血栓でも詰まることがあります。

 

また、動脈硬化のリスクとなる喫煙習慣や生活習慣病が放置されると、できたてのプラーク同様の、内部に脂がたまった傷つきやすいコブがいつまでも血管の内壁にでき続けますので、注意が必要なのです。

 

前述したように、プラークは大きいから危険だとは限りません。むしろ、できたばかりでそれほど大きくない小さなプラークこそ、不安定で傷つきやすいことも多く、「血管事故」を起こしやすいことがわかっています。

 

血栓」はこうしてできる

血栓のできかたイメージ

動脈硬化とはイメージ

出典元:医学博士池谷敏郎先生の著書「血管を鍛える」と超健康になる!より

 

ランニング中「突然倒れる人」に起きていること

プラーク」は大きく2種類に分けることができます。

 

①脂質が多く、表面を覆う膜が薄くてはがれやすい、できて間もない「不安定プラーク」。突然死を招きやすい。

 

②脂質が比較的少なく、また厚く丈夫な膜に覆われ傷つきにくい、成長した「安定プラーク」。

 

悪しき生活習慣を放置すると「不安定プラーク」はそのまま大きくなり、血管事故を発生させます。たとえば、マラソン中に急性心筋梗塞を発症して亡くなる方は、長時間に渡るハードな運動のストレスが一気に血管に襲いかかり、「不安定プラーク」が”パチッ”とはじけ、そこにできた血栓で冠動脈が詰まってしまうのです。

 

不安定プラークは、自覚症状がなく、血圧の上昇などちょっとした刺激で破れてしまい、とても危険です。しかし、生活習慣を改善したり、適切な治療を受けたりすることで不安定プラーク「安定プラーク」へと変化します。

 

大きくなった不安定プラークを小さくするのは難しくても、丈夫な膜で覆われた安定プラークに変えることはできます。必要なのは「血管内皮細胞」の活躍です。「血管内皮細胞」を維持する「NO力」を高めることで、できてしまった「プラーク」も次第に安定化できます。

 

できたての”小籠包”プラークが大事故を招く

動脈イメージ

不安定プラーク、安定プラーク

出典元:医学博士池谷敏郎先生の著書「血管を鍛える」と超健康になる!より

 

*以上が本日ご紹介する内容になります。

 

 *第1章から読みたい方はこちらをご覧ください

 

 

 

 

 

 

医学博士池谷敏郎先生の著書はこちら 

~さいごに~

今日は、医学博士である池谷医院院長の池谷敏郎先生の著書「図解 血管を鍛えると超健康になる」の第四章 動脈硬化の最新「医学常識」 「血管が切れたり詰まったりしないために」の一部を紹介しました。

 

私は血管の若返りにとても興味があるので、池谷先生の著書を用いてアウトプットすることにより、自分の為になると思いブログで紹介させていただきました。

 

今日は、複雑は血管の中で働いてくれている免疫システムのこと、血栓がどのようにできるのか、プラークには不安定プラークと安定プラークがあり、努力次第で安定プラークに変えることができるということを学びました。食事や運動、睡眠など生活習慣に機をつけて安定プラークになるようにしたいです。

 

😄

THANK YOU💖

 

 

 

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