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アルコール依存症になった夫との向き合い方Part3 脳へのダメージ

 

今日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日のテーマはアルコール依存症になった夫との向き合い方Par3 脳へのダメージ」です。

 

私がアルコール依存症になった夫のことをブログに記す意味は、世の中には同じような思いをしている人が沢山おられると思い、少しでも夫と私の経験が役に立てば良いと思い記事にしてみようと考えました。

 

 

 

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飲酒が原因で筋力や体力が低下しましたが、それ以上に恐ろしく感じたのは脳へのダメージでした。

 

記憶力の低下、思考能力の低下、悪くいえばボケが始まったのかと思うくらいでした。

 

4月のある日のこと、夜中にトイレに行くために布団から起きた時転倒しました。

 

少しの打撲はありましたが、幸い大きなケガにはならなかったものの、翌日驚いたのが本人は転倒したことを全く覚えていないことでした。

 

就寝してから2~3時間は経っていたので、普通なら転倒したことは覚えているはず。

 

その記憶が消えていました。それを知った時、恐ろしくなりました。

 

主治医に転倒したことを伝えて、診断してもらうように言いました。

 

ですが、夫は診察を受けたけれど脳には全く異常ないらしいから大丈夫と言ったのです。

 

医者に言われたからか飲酒をすることに罪悪感が無くなり、私が何度もお酒を減らすように話しても、馬の耳に念仏状態。

 

飲酒が体に悪いことを話しても自分ごとと捉えずそしらぬ顔。

 

飲酒を止めようとはしませんでした。

 

そしてその頃から私は飲酒を止めない夫への怒りがどんどん増していました。

 

私は夫より遅く帰宅していますが、帰宅するとお酒を飲んでテレビを観て怠けている姿に何度腹が立ったことか。

 

飲酒が原因で痴呆症にでもなって介護することを想像すると悲しくて涙が出ました。

 

腹が立つと抑えられなくなり、家族のLineに不満をぶつけました。

 

子供達は私の不満を聞いてくれました。そして、夫に飲酒を止めるように説得を試みてくれました。

 

それでも夫は飲酒を止めませんでした。

 

そんなやり取りが数ヶ月続いた8月のこと、大変なことが起こりました。

 

トイレで転倒

8月のある日、その日もいつもと同じように夫は寝酒をして床につき、案の定夜中にトイレへ行くために起きました。

 

すると、トイレから大きな「ドスーン」という音がしたのです。

 

トイレへ駆け込むと、夫がトイレで倒れていました。

 

トイレの床にあおむけになって倒れていました。

 

普通なら自ら起き上がるでしょうが、起き上がることすらできませんでした。

 

仕方なく、上半身をまず起こして、ゆっくりと脇をかかえトイレから這い出る形で廊下に連れ出し、そこからは這うようにして寝室へ戻りました。

 

頭を打っていないか心配になりましたが、頭は無傷だったので不幸中の幸いでした。

 

打ちどころが悪いと大変なことになるところでした。

 

今でも夫が倒れた時の大きな「ドスーン」という音を思い出すと怖くなります。

 

翌朝、トイレで転倒した話をすると夫は「覚えていない」と言ったのです。

 

これはさすがにもう限界だと思いました。

 

真剣に専門の医者を探す必要があると感じた日でした。

 

その後、アルコール依存症外来を探すことになります。

 

Part4につづく。

 

つづく
夫との向き合い方
アルコール依存症

 

~Part4へつづく~

今日は、「アルコール依存症になった夫との向き合い方Part3 脳へのダメージ」をお伝えしました。

アルコールは飲み方を間違えると取り返しのつかないことになりかねません。自分だけではなく、大切な人も傷つけてしまいます。アルコール依存症について悩んでおられる方に少しでもお役に立てればと思い、私達夫婦の経験を記していきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

   

 

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