今日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日のテーマは「アルコール依存症になった夫との向き合い方Par7 認知症外来を受診」です。
私がアルコール依存症になった夫のことをブログに記す意味は、世の中には同じような思いをしている人が沢山おられると思い、少しでも夫と私の経験が役に立てば良いと思い記事にしてみようと考えました。
アルツハイマー型認知症か?
脳外科を受診


アルツハイマー型認知症の専門外来の予約をするため電話しましたが、診察を受ける日は3週間先です。
もしそうなら治療は早い方がいいとのこと。
焦りと不安がこみあげてきました。
アルツハイマー型認知症の専門外来の診察まで待てなくなり、脳神経外科の扉をたたきました。
病院のはしご状態。医療費がものすごくかさみました。
脳神経外科では、CTスキャンを取ってもらい、認知症の簡単なテストをしてもらいました。
その先生の診断では、脳のCTスキャンの映像では脳の萎縮はさほど進んでいない。
飲酒を続けている人に予想される萎縮度だそうで、脳の病気をすぐに発症するといったことはないと言われました。
ただ、簡単な認知症のテストは上手くいかなかったようで、その先生の判断は「アルツハイマー認知症の可能性がある」という判断でした。😥
そして、早く専門外来を受診するように言われました。
そんなこと言われても、予約できたのは3週間後、苛立ちを隠せませんでした。
帰宅して家族に涙ながらに報告しました。
認知症を発症していたら?と思うと不安で仕方ありませんでした。
3週間が経ち、やっとアルツハイマー型認知症の専門外来を受診しました。
アルツハイマー型認知症の専門外来を受診
当日は不安な気持ちで認知症の外来へ行きました。
脳外科で撮影してもらったCTスキャンのDVDを持参して行きました。
最初は、夫婦で入室し、夫婦共に先生から口頭で質問がありそれに答えること20分程。
その後、夫は認知症のテストを受けました。
テストの内容は、思考能力や記憶力を調べるものでした。
「今日は何年の何月何日何曜日?」とか、「時間を時計の針で表して」とか、簡単な計算をしたり、「物の名前をいくつか言うので覚えておいてあとで聞くから」といった感じでテストが試されました。
その結果、「アルツハイマー認知症ではない」という判断が出されました。
先生曰く、けれども脳の萎縮はあるのでお酒は絶対にやめること!今後もし認知症の疑いがある場合は直ぐに受診すること!という注意を受けて診察は終わりました。
診察室から出ると嬉しくてホットして涙が出てきました。😂
夫婦で手を取り合って喜びました。🤝
気にしていないように見えた夫も、やはり不安だったようで喜んでいました。
その日を境に夫はみるみる元気になっていきました!
Part8につづく。


~Part8へつづく~
今日は、「アルコール依存症になった夫との向き合い方Part7 認知症外来を受診」をお伝えしました。
アルコールは飲み方を間違えると取り返しのつかないことになりかねません。自分だけではなく、大切な人も傷つけてしまいます。アルコール依存症について悩んでおられる方に少しでもお役に立てればと思い、私達夫婦の経験を記していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。